交通事故治療

• 相手に刑事責任を問える（過失運転致死傷罪など）
• 相手の自賠責保険を適用できる（相手がもし任意保険に加入していなくても、慰謝料、治療費、通院による休業で収入減を補填する休業損害など、賠償を受けられないということが無くなる）
• 通院、入院などの慰謝料の請求ができる（身体的損害や精神的損害の程度や、医療機関への通院状況に合わせて慰謝料の請求ができる）
• 後遺症が残った場合、後遺障害に対する補償が受けられる

※これらは一例です

本来なら元気にお仕事をしたり、何の障害も無く私生活を送っていたのに、交通事故をきっかけに精神的障害や痛みでガラリと生活が…。
被害者の方にはとても大きな損害です。

その場合は、迷わず人身事故で処理をしましょう。元の生活レベルにまで戻すのはとても大変なことですが、その大変さから、様々な損害賠償を受けることができます。

忙しい中、時間を見つけて医療機関へ通院するのは大変だと思いますが、残念ながら無期限に補償が受けられるわけでもありません。不調がある場合は、治るまで積極的に通いましょう。

• 運転免許に違反点数が加算される
  ※物損事故では加算されない
• 犯罪になる
  ※物損事故では犯罪にならない
• 仕事で車両を使う人にとっては死活問題になる場合がある
• 自動車保険の等級が下がる

加害者の方にとっては、交通事故はデメリットが多くなってしまいます。

そのため、軽い接触程度の事故であると、警察を呼ばずにその場の話し合いで解決しようという流れになることもあるかもしれません。

しかし、それは報告義務を怠ったとして、罰則が科される恐れがあります。

警察を呼ぶことで、正しい事故状況をその場で記録してもらうことができ、例えば、後に事実と異なった架空の証言等によるトラブルを避けることもできます。

交通事故が起きたら、加害者の方のデメリットはたくさんありますが、必ず警察を呼びましょう。

そこで、痛みや不調が無い場合は、物損事故で。痛みや不調が現れた場合は人身事故で処理をしましょう。

※加害者の方も、事故でお怪我をされた場合、相手の方に少しでも過失がある場合は、ご自身の任意保険を使って、整骨院の施術や整形外科での受診を受けることができます